ミツカレ☆~最高の秘密彼氏~
「あ。そうだっ!
メールしなきゃ」
すっかり忘れてたけど合宿中毎日メールするって蓮に言ってたんだったっけ?
完全忘れてたぁ…。
遙がちゃんとシャワーを浴びてる事を確認してから私は携帯を開いた。
ホテルに着いたばっかりだし、蓮からのメールは着てないや。
ちなみに合宿中、蓮と私は違うクラス。
くじで決めたんだけど…何とくじ運の悪いこと…。
新規作成ボタンを押してメールを打つ。
多分顔は…お見せできないほど緩んでる。
「でーきたっ!
送信…っ」
そのとき―
コンコンとノックする音が聞こえた。
私は驚いて送信ボタンを押し損ねてしまった。
慌ててドアを開けると
そこには何とまぁ…美人な女の子。
あ…もしかして…
「か…かおるちゃん?」