お嬢様と執事の関係


「先生?ごめん。ベット貸して。」

「な~に?目赤いじゃない。

 今日は特別に貸すわ。そんな調子じゃ。」

保健室の先生は
珍しいという目で私を見てたけど
私の調子を見ればどうなっているぐらい分かってたみたい。



この日は授業なんて出れなかった。

千穂にはごめんとメールはしておいたけど
肝心の稜哉には何も言うことは出来なかった。


決めたことは一つだけあった




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