そこから先は
「着いたよ」



駆の声で目が覚めた。



どうやら眠ってしまっていたらしい。



疲れてんのかな。



あたしはまだしっかり開いていない目で辺りを見回して驚いた。



「こんな所に連れてきて何するつもり?話って何よ」



駆は返事をしない。



ただ微笑みかけただけだ。



すると、今度は自分だけ車に戻ってしまった。



「は?意味わかんないんだけど」



そんな事を言っている間に、駆はそのまま行ってしまった。



もう、わけわからん。



とりあえず帰ろうと思い、前を向いた瞬間にあたしは凍りついて動けなくなった。
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