そこから先は
具体的な話をしてこない犯人の行動が理解出来ない……



駆と岡部は最悪な事まで考えてしまっていた。



もし…



金と引き換えるものがすでになくなっているのだとしたら…



「とにかく、何か動きがありましたら僕の方にも知らせてください。」



岡部はそう言って、自分の携帯の番号を言った。



駆はそれをしっかりメモする。



「この事は先生以外には誰にも話していませんので、学校の方にも秘密にしておいて下さい」

「はい、わかってます。では」

「よろしくお願いします」



駆は受話器を置いた。



他人に話した事によって少し楽になった気がした。
< 81 / 133 >

この作品をシェア

pagetop