そこから先は
「お前のせいな訳ないだろ。ハルだってお前と遊んでる時は楽しいと思ってたはずだよ。誰もお前を責めたりしない」



アキがアンリの肩を抱きながら宥めるように言った。



その優しい言葉を聞いてもアンリの様子は変わらない。



そんなアンリをみた岡部とアキは顔を見合わせ、複雑な表情を浮かべた。



そんなに自分を責めると壊れてしまう……



この時2人は同時に思った。



「俺たちはとにかく、小春の無事を祈ってただ待つことしか出来ない。できることを精一杯やろう」



岡部はアンリを励ますように言った。



この言葉にアンリは反応し、うつむき気味だった顔を岡部の方に真っ直ぐ向けた。



「あたしたちが一生懸命祈ったらハルは帰ってくるかなぁ。神様が助けてくれるかなぁ…」
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