嘘と嘘で始まる
部屋の鍵を開けて、中に入ろうとする慎也の前に慌てて立ち、とおせんぼをする。
「…何やってんの!?」
「それは私が聞きたいよ」
「ん?」
じっと見つめられると、思わず部屋に入れてしまいそうになってしまう。
視線をそらして大きく呼吸。冷静に。
「こんな遅くに部屋には上げられない。いつものメンバーが一緒ならいいけど、慎也一人だし、だめだよ。慎也の彼女に悪いよ」
一気にそう言う私に、何の言葉も返ってこない。
本当は、二人で一緒にいたいし帰って欲しくない。慎也が好きだから…側にいて欲しい。ずっと。
だけど、彼女が知ったらきっといい気分じゃない。
だから、帰って欲しいのに…。
「…何やってんの!?」
「それは私が聞きたいよ」
「ん?」
じっと見つめられると、思わず部屋に入れてしまいそうになってしまう。
視線をそらして大きく呼吸。冷静に。
「こんな遅くに部屋には上げられない。いつものメンバーが一緒ならいいけど、慎也一人だし、だめだよ。慎也の彼女に悪いよ」
一気にそう言う私に、何の言葉も返ってこない。
本当は、二人で一緒にいたいし帰って欲しくない。慎也が好きだから…側にいて欲しい。ずっと。
だけど、彼女が知ったらきっといい気分じゃない。
だから、帰って欲しいのに…。