嘘と嘘で始まる
「…っなんで?」
「実菜と野郎どもでコンビニに食料調達しに行ってる間に合鍵つかって部屋に入って来たんだよ」
初めて知った出来事に、どう反応していいのかわからなくて、目の前の慎也を見つめたまま、動けない。
「彼氏…奏介さんだったよな?」
「うん…」
「俺と凜子がこたつで飲んでるの見てびっくりしてたなぁ。で、事情話して、良かったら一緒に飲みませんか?って聞いたら」
そこで、慎也は言葉を選ぶかのように目を一瞬伏せた。
私の両手を掴んでいた手を離すと、その手は私の両頬を優しく包みこんだ。
「実菜と野郎どもでコンビニに食料調達しに行ってる間に合鍵つかって部屋に入って来たんだよ」
初めて知った出来事に、どう反応していいのかわからなくて、目の前の慎也を見つめたまま、動けない。
「彼氏…奏介さんだったよな?」
「うん…」
「俺と凜子がこたつで飲んでるの見てびっくりしてたなぁ。で、事情話して、良かったら一緒に飲みませんか?って聞いたら」
そこで、慎也は言葉を選ぶかのように目を一瞬伏せた。
私の両手を掴んでいた手を離すと、その手は私の両頬を優しく包みこんだ。