愛しい人の守り方
1日が終わり放課後に
あゆと約束していた通り
私とあゆは大倉先生専用の部屋に行った。



―ガラ―



部屋のドアを開けると大倉先生だけ部屋にいた。


「あっちょうど良かったね。
君たちで最後だよ。
ゆっくりしていってね」

「はぃ!!あのぉ大倉先生・・・・・・・・・」


あゆは前もって聞きたかった社会のコトやその他もろもろと質問攻めだった。

でも先生は慣れているのかそれを嫌がらずに質問に答えている。



私はというと・・・・・・・・・・

先生専用の部屋にあるたくさんの本の中のナポレオンの本を読んでいた。

私は社会はキライではないむしろ好きだ。
特に歴史は興味がある。

「西島さん。
なんか聞きたいことある?」


先生はあゆからの質問が終わり私にそう言った。

「ぃえ、私はあゆの付き添いだったんで。」

「ねぇねぇ大倉先生!!
うちらスゴいんだよぉ!!
2人ともくじが当たったんだよぉ。」


だからあたしもあゆもいるんでしょ。
とあゆにツッコミたかった。


「だから2人ともここにいるんですよね。」

「あっそうかぁ」

ナィス
いぃツッコミでしたよ。
わたしゎ心の中でそぅ叫んだ。


やっぱり今日のあゆは
いつもよりとてもテンションが高かった。
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