恋せよ男女(オトメ)
慎一郎からの何度も鳴っている電話。   3人して完全無視=3




伝えようにも伝わらないか・・・・・。





「結衣=3    今からでも慎ちゃんに電話しなきゃ!!」




「・・・・・。」




「無視してる場合じゃないよ!」




「・・・・・・」




「慎一郎さんの事無視してたの」




「  いやっ・・・・ていうか・・・・色々と・・・・・」




紀子と恵子が取り繕おうとすればするほど怪しくなった。




「そうなの結衣ちゃん」




「・・・・・うん。」




何があったの





聞きたい




手をつないで自分の目の前に現れたのは、ついこの間なのに・・・・・。





慎一郎さんを無視だって




「・・・・・。」




「今は話たくない」




結衣が小さな声で言った。




「どうしたの?」




「・・・・・。」




「・・・・・。」




「俺から連絡しようか?」




「・・・・・。」




「でも結衣ちゃん有力候補なんだから=3」




「何があったかは分からないけど、チャンスなんだよ!!」




「・・・・・。」




「明日・・・・明日連絡するから!」




「・・・・・。」




結衣は、そう言って口をつぐんだ。




「もう少し、ほっといてやって・・・・・。」




紀子が篤に口パクで言った。





・・・・分かった。





篤は軽くうなずいた。
< 283 / 297 >

この作品をシェア

pagetop