しなやかな腕の祈り
「これからは、ちゃんと電話…取るからさ」
見たことないような笑顔で
隆弘は言った。
「そう、それでいい。」
完璧に横に逸れていた
あたしの気持ちは、隆弘に
軌道修正されていた。
気の合う男友達は、やはり隆弘。
そんな分かりきった事を
また再確認していた。
「ありがとう、送ってくれて」
家の前まで送ってもらい
あたしは車から降りた。
あれから結局、隆弘の友達とも
仲良くなってしまって
大混雑の道中、あたしたちは馬鹿騒ぎしながら
松阪まで帰ってきた。
色んな所に寄り道したせいか
家に着いたのは空が明るくなりだした頃だった。
「隆弘も皆も気を付けてなぁ。
酒飲むならポリにつかまんなよ」
「おう!!!分かった」
そんな会話を残して、隆弘は車を走らせて
道の向こうへ消えていった。
「ただぃまぁ…」
小声で呟いて玄関を潜ると
やはり誰も起きていないようで
あたしは音を立てないように自室へ戻った。
明後日までは仕事もないし
スタジオも開かないため
至って暇な毎日を過ごす事になりそうだった。
顔を洗うのが面倒くさくて
メイク落としのコットンで化粧を落とした。
見たことないような笑顔で
隆弘は言った。
「そう、それでいい。」
完璧に横に逸れていた
あたしの気持ちは、隆弘に
軌道修正されていた。
気の合う男友達は、やはり隆弘。
そんな分かりきった事を
また再確認していた。
「ありがとう、送ってくれて」
家の前まで送ってもらい
あたしは車から降りた。
あれから結局、隆弘の友達とも
仲良くなってしまって
大混雑の道中、あたしたちは馬鹿騒ぎしながら
松阪まで帰ってきた。
色んな所に寄り道したせいか
家に着いたのは空が明るくなりだした頃だった。
「隆弘も皆も気を付けてなぁ。
酒飲むならポリにつかまんなよ」
「おう!!!分かった」
そんな会話を残して、隆弘は車を走らせて
道の向こうへ消えていった。
「ただぃまぁ…」
小声で呟いて玄関を潜ると
やはり誰も起きていないようで
あたしは音を立てないように自室へ戻った。
明後日までは仕事もないし
スタジオも開かないため
至って暇な毎日を過ごす事になりそうだった。
顔を洗うのが面倒くさくて
メイク落としのコットンで化粧を落とした。