しなやかな腕の祈り
目が覚めたら、もう夕方だった。
外は少しだけど雪がちらほらしていて
空の色も暗かった。




お父さんの存在
今日の今日まで忘れていた。




さっきの夢は何だったんだろう。




『こんな家族なら』っていう
あたしの心の奥底の本当の理想…??






お母さん、笑ってたな…







そして気がついた。






「そうやん!!!隆弘と会うゃん!!!」






夢の事は深く考えないことにした。
考えたら考えただけ、あたしはきっと…




迷って



迷って




困惑して




惑って





泣いて





迷う。







だから今は…
何も考えない。





考えちゃいけないことなんだ。
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