しなやかな腕の祈り
お茶の入ったキーパーを囲んで昼食を取る。
この仕事をしている中で、一番楽しい時間が昼時だ。
花札をしたり、何かしら賭事をしたり普段ギャンブルをしないあたしにとってはとても新鮮なのだ。
「あれ???雨当たってきたな」
親方が呟いたのも束の間、雨は突然雨足を強めてきた。
「今日はもぅ無理か…」
結局、今日は仕事は切り上げて親方の奢りで飲みに行く事になった。
全国探したって、雨が降って仕事が中断されたからって…こんな真っ昼間から酒を飲みに行く鳶の軍団はいないだろう。
各々の車で、駅裏にある"大山"という居酒屋へ向かう。
この居酒屋がお得意なのだ。
「絵里ちゃ-ん!!!」
親方が猫なで声で呼ぶ"絵里ちゃん"は、この居酒屋の大将の孫に当たる人。
あたしより2つ年上なだけで、良き姉貴分だ。
「開店時間まだだけど??」
店の奥から絵里ちゃんは笑いながら出てきた。
「何??いつものでいいの」
エプロンを掛けながら絵里ちゃんは厨房へ入っていった。
この仕事をしている中で、一番楽しい時間が昼時だ。
花札をしたり、何かしら賭事をしたり普段ギャンブルをしないあたしにとってはとても新鮮なのだ。
「あれ???雨当たってきたな」
親方が呟いたのも束の間、雨は突然雨足を強めてきた。
「今日はもぅ無理か…」
結局、今日は仕事は切り上げて親方の奢りで飲みに行く事になった。
全国探したって、雨が降って仕事が中断されたからって…こんな真っ昼間から酒を飲みに行く鳶の軍団はいないだろう。
各々の車で、駅裏にある"大山"という居酒屋へ向かう。
この居酒屋がお得意なのだ。
「絵里ちゃ-ん!!!」
親方が猫なで声で呼ぶ"絵里ちゃん"は、この居酒屋の大将の孫に当たる人。
あたしより2つ年上なだけで、良き姉貴分だ。
「開店時間まだだけど??」
店の奥から絵里ちゃんは笑いながら出てきた。
「何??いつものでいいの」
エプロンを掛けながら絵里ちゃんは厨房へ入っていった。