しなやかな腕の祈り
「俺!!隆弘!!!」
黒いブルゾンジャケットを着込んだ
その男は、確かに隆弘だった。
助手席にも後部席にも
友達だろうか、4,5人の男が乗っている。
「あ、隆弘」
あたしも拍子抜けしてしまって
久しぶりに会ったにも関わらず
素っ気ないリアクションを取ってしまった。
「何でこんなとこ歩いてんの!?」
隆弘も苦笑いだ。
「初詣行く道中に
男と別れたの。
何か文句あるんかい」
あたしもあたしで、苦笑いを浮かべてしまった。
「とりあえず…乗れば??」
そう言って隆弘は助手席の友達を後部席に回してくれた。
助手席に乗り込んだあたしは
久しぶりに会った隆弘に何を何から話せばいいのか
全く分からなかった。
今、彼氏と別れてきた…と
大暴露して何も聞かれない訳ないんだから。
「何でこんな日に別れるかな…」
ハザードを消して、隆弘は車を走らせだした。
「そうそう、何で!?可愛いのにぃ」
「隆弘、お前こんな可愛い子いて
何の紹介も無しかよ」
後部席から聞こえる
色んな野次は無視して
あたしは別れに至った経緯を
隆弘に打ち明けた。
黒いブルゾンジャケットを着込んだ
その男は、確かに隆弘だった。
助手席にも後部席にも
友達だろうか、4,5人の男が乗っている。
「あ、隆弘」
あたしも拍子抜けしてしまって
久しぶりに会ったにも関わらず
素っ気ないリアクションを取ってしまった。
「何でこんなとこ歩いてんの!?」
隆弘も苦笑いだ。
「初詣行く道中に
男と別れたの。
何か文句あるんかい」
あたしもあたしで、苦笑いを浮かべてしまった。
「とりあえず…乗れば??」
そう言って隆弘は助手席の友達を後部席に回してくれた。
助手席に乗り込んだあたしは
久しぶりに会った隆弘に何を何から話せばいいのか
全く分からなかった。
今、彼氏と別れてきた…と
大暴露して何も聞かれない訳ないんだから。
「何でこんな日に別れるかな…」
ハザードを消して、隆弘は車を走らせだした。
「そうそう、何で!?可愛いのにぃ」
「隆弘、お前こんな可愛い子いて
何の紹介も無しかよ」
後部席から聞こえる
色んな野次は無視して
あたしは別れに至った経緯を
隆弘に打ち明けた。