馬鹿寮長と天才不良
「ん・・・」
あっ、起きた!?
と思った次の瞬間―
「きゃっ!?」
私は寝ている人物にいきなり腕を掴まれて引っ張られた。
ななな何?この人!?
寝ぼけてるのっ!?
「ちょっ、放して下さいっ!」
ふっと顔をみると・・・
目があった。
紅い・・・瞳?
その人の瞳は、綺麗な紅色だった。
顔立ちも整っていて、日本人とはとても思えないほどだった。
ハーフかな?
むに−
「ヘ!?」
「あれ、女の子?」
はい。
女ですがなにか?
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