最後の恋はアナタの隣で
「てか、何で店で知り合ったって言わないんだよ? ナンパなんて言ったら、遊ばれてるって思われても仕方ないぞ?」

「だって、学校で仕事の事言えるわけないじゃん! それに……ユカリにバレるかもしれないし……」

「ユカリさん? バレたら何かマズイのか?」

「……え?」

春樹さんの意外な言葉に心底驚いた。


仕事が終わって帰る時はいつも、他の人達が全員帰った後でお店から出ていたから、私はてっきり春樹さんもお店の人達にバレないようにしてるんだと思ってた。


それなのに。


「俺と付き合ってるって言いたくないのか?」

……どうやら私の勘違いだったらしい。


私だって言いたくないわけじゃない。

むしろ言いたい気持ちの方が大きいに決まってる。
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