最後の恋はアナタの隣で
「何でお店で知り合っても遊びって言われるの……?」

「世の中の偏見ってやつだよ」

「偏見?」

「うん。夜の仕事をしてる人間なんてだらしない。夜の営みが盛んだ。そう思われてるからな」

「夜の……営み?」

それが何の事だか分からず聞き返した私に、春樹さんは「あ……ごめん」と、何故か申し訳なさそうに謝罪を口にする。


「夜の営みって何なの?」

「いや……ごめん」

「ごめんじゃ分からないよ! ちゃんと説明してよ!」

物凄く気まずそうにしている春樹さんに、私は何度も何度もしつこく問いただした。


「その……涼が知らない事だよ」

「私の知らない事?」

「あー……つまり、寝るって事だ」

「何それ? 私だって寝るし!」
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