億万色Love
「ここがナナの新しい家?でかくね?おじさん金持ちだったんだな」
「そんなの何だっていいでしょ…!それより何で来たのよ!執事さんに探さすようなマネさせてさ…。」
あくまで執事さんに聞こえない声量で亮に訴えた
こんなとこまで来られたら大迷惑だっつの!!
家の真ん前にこんな目立つ車を停められ、執事さんには頭を下げられ……
状況がはっきりしない私は、ただただ亮の存在を帰したくて仕方がなかった
こんなところ…家の人に見られたら何て聞かれるか…
ましてや
陽介くんなんかにでもバッタリ会っちゃったりなんかしたら………
それはそれは大問題です。
「気になって仕方なかったんだよ、ナナのことが。引っ越し先も何も知らないし、教えてくれないし。勝手に調べるようなことしたのは悪かったし、怒らせたと思う。ごめんなさい。でも、俺らの仲じゃん?家の場所ぐらい素直に教えてくれてもいいじゃん」
教えたらすぐ来ちゃうでしょーが…
教えなくても来たでしょーが…!
言わんこっちゃない…
「それはおいおい話すつもりだったの。引っ越しや転校には色々家族の事情があって…」
「事情って?」
「それは…」
「おいおいって、いつ?」
「だから…」
なにこの質問責め…
事情なんて話せるわけないし
亮の顔、ちょー真面目なんですけどー…
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