億万色Love
ハッキリって……
なんだろ………?
それ自体分かんなくなってる
"好き" "嫌い" "普通"
"友達" "親友" "仲間"
亮はなに?
心配されるのはなぜ?
私を想い続けてくれてる理由は?
いや、もう亮の気持ちなんて
亮の立場なんて関係ないんだ。
私が思う気持ちで
私が思う関係でぶつかればいい
今は私の中にキッカケが必要なんだよね
それは確かで
それが何か、まだ見つからない
恋なんて想像つかないし、愛なんて……恥ずかしいな…
「あ、春人くん。今日もお疲れ様。カレー食べる?」
向かいに座ってる母さんが目線を上げて、そう言った
「ただいま。頂きたいんですけど、上司と外で済ましちゃって…。連絡できなくてすみません」
「いいのいいの。疲れたでしょ。気疲れも相当よね」
「気疲れは相変わらず…。凜ちゃん一人?」
急な話のフリに私は一瞬カレーを詰まらせた
「あ、はい。遅くなっちゃって…」
「学生も疲れるよな。社会人じゃない別のストレスってやつ?」
「はい…」
今日は大学で遅くなったんじゃないんだけどなぁ
横に座った春人くんが近くて、ちょっと可愛らしく返事してみたり………
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