天使な執事と悪魔な執事
“そうだったんですか”アタシが頷いていると。


「今日から暫くは屋敷にいてもらうから…行きたいところがあったら連れていってやる」


“街まで1時間かかるからな”と琥珀さんが話した。


ちなみにアタシがいきたい場所は3ヶ所ある。

一つ目はアパートで…二つ目は両親が亡くなった交差点…三つ目は親友の成美の所。


『行きたいところはアパートに…両親が亡くなった交差点…最後に成美がいるところに…』


『両親に…か?花でも買ってから向かうか…舞ヶ崎の所には俺も話があったから最後に行こう」


そう言ってくれた琥珀さん。


車の中ではそれからもポツポツと会話をしながら街へと向かっていた。
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