天使な執事と悪魔な執事
「セナ…!!ストップ!」


翡翠さんがそう言うとセナと呼ばれた大型犬は翡翠さんの足下まで移動して座り込んでしまった。


た、助かったよ。


「失礼致しましたお嬢様…!!」


そう言ってアタシに手を差し出してくれた翡翠さん。


アタシはその手を掴み立ち上がった。


乱れた制服を直して、制服から取り出したハンカチでベタベタになった顔を拭いた。


「ビックリしたぁ。いきなりの歓迎ですね」


先程のクラッカーの歓迎に続き、大型犬による歓迎…?
< 59 / 105 >

この作品をシェア

pagetop