天使な執事と悪魔な執事
セナはお座りして尻尾を振っている。


「わん…わふんっ!!」


セナは吠えると何処かに走っていってしまった。


アタシはそれに一安心して一息ついた。


「よかった…ありがとうございました。翡翠さん」


アタシは翡翠さんの背中から離れて頭を下げた。


一回押し倒されたから…制服ぐちゃぐちゃなんだけどねぇ。


「セナが興奮してしまっているらしく、失礼致しました」


「あ、はいっ…大丈夫です。犬は大好きですから♪」


その言葉に優しく微笑むと翡翠さんは。


「色々ありましてお疲れでしょう…お嬢様。ご用意しましたお部屋にご案内致しましょうか?」


と、疲れたような表情のアタシに優しく声をかけてくれた。
< 73 / 105 >

この作品をシェア

pagetop