天使な執事と悪魔な執事
「翡翠…、お嬢様が一度アパートに戻りたいらしいから連れていってくる」


そう言うとスタスタと歩き始めて車庫へと向かう琥珀さん。


『いいですか?翡翠さん…』


残されたアタシは歩きながら翡翠さんに声をかけた…


許可を得るために。


「勿論構いませんよ…私は一度、本家に戻りますので…」


“お気をつけて”そう言ってアタシを見送ってくれた、翡翠さんに、悠太さん、和樹さん。


アタシは急ぎ足で琥珀さんの後を追った。
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