重裝合体!ガングリオン!!
ザザッと頭の中に声が響く。


『ミサキ!頑張れよ!』


未来だ…。何これ。普通逆じゃない?
どっちかっていったら私がブレインよ?


「どうでもいいけど、さっきあんた変なこと言わなかった!?」

『え?なんの事だい?』


…まあいいわ。一刻もはやくこの姿から元に戻らないと…。こんな屈辱的な格好初めてよ!


そんなとき、時空の彼方から一匹のハエが現れた。


「さあ!やって参りました!運命のインヴェイダーとの一戦!!立ち向かうは…なんと呼べばいいでしょう!我らがヒーロー!」


…うぜぇ。 もう帰ってよ。プロレスしてんじゃないのよ…。


私は無視してインヴェイダーに殴りかかった!!


「大きな左手によるアッパーだぁぁぁ!!しかし、手でブロックされてしまった!!…ん…こ、これはっ!!?」


インヴェイダーのブロックした右手の手首付近が大きく腫れ上がっていた。


「ガングリオン!!ガングリオンですっ!!あえて我らがヒーローに名前をつけるとしたらガングリオン!!重装合体ガングリオンだぁぁぁっ!!」

…ほんとだ。ガングリオンだ。うわぁ……。
それに確かに重装だけど…。
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