Dear…愛しい君へ
家に帰りついた私が一番にしたことは
友達への報告だった。


「もしもし?アヤ?
今大丈夫?」

アヤは小6の頃からの付き合いでユウキのことも知っている。

「大丈夫だよ。どしたの?」

「実はね…
ユウキとまた付き合うことになったの。」

「マジで!?良かったじゃん!!
別れてからも仲良いなぁとは思ってたけどねぇ。
また相談乗るし今度は長く付き合えたらいいね。」


私もこの時はそう信じて疑わなかった。

2度も付き合うってことは運命なのかも…。
そんな風にすら思っていた。

でもそんな淡い期待が打ち砕かれるのは
付き合ってちょうど1週間後のこと。
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