私は先生
「ちっ…」

雪は舌打ちしながら
ズシンと座る


「ごめんなさい。さわがしくて」


母親は
ニコリと笑う

私は

「大丈夫です」


ため息まじりに笑う

「で?何?」


雪は私を見ないで
どっか違う所を見ながら言う

「古谷君…学校に来てないけど…なんでかしら…?」


「別に…?」


目線を私に合わせて
「知ってるくせに」

そう思わせる目つきだ


「別にじゃないじゃない!何をしてるの!」


母親は
かんかんだ。


「えるせぇ…」


「教えなさい!」


雪をぐいっと引っ張る

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