好きだよ永遠に…番外編
悠さん…
私はベッドに横になりながらずっと考えていた。
今日歌ったあの歌の意味…何なんだろう。
♪~♪~
ケータイの着信音がなる。
いつもこの時間に掛けてくるのは優希穂。
でも、画面を見ると、さっき登録したばかりの悠さんだった。
何か、電話に出るのにとても緊張している。
「もし…もし?」
緊張して声が高くなる。
『あっ俺…悠だよ』
「うん…どうか、しましたか?」
『俺さ、ずっと考えてたんだ。』
黙り込む悠さん。
電話の向こうからスーっと息を吸う音がした。
「悠…さん?」
『あの歌の意味、俺の思った事をそのまま口にしただけだから』
「……へ?」