-KAORI-
「高校生?」
『うん。三年。見えないっしょ?はは。』
「見える見える!」
『はは!あかり、おもしれぇな。』
あたしよりも、二つ上。
『ワフッ』
『ラレス、腹減ったって。そろそろ帰っかなぁ…。アド、聞いていい?』
「うん!いいよ!」
『じゃ、これで。』
弘貴くんは、あたしにアドレスを送ってラレスを引き帰って行った。
弘貴くんの後ろ姿を見送って、あたしもおばあちゃん家に戻った。
「ただいまぁ。」
『おかえり!今ねぇ、篠山さん家のおばさんがあかりの為に、梨持って来てくれたのよ。』
「梨ー?食べたーい!」
『今から切るから、手洗って待ってなさい。』
「はぁい。」