大好きだょ

あたしは、覚悟を決め昨日の空き教室へと急いだ。
そこには、すでに和也の姿があり
「来たんだぁ。もう一度、言うけどぉ
俺と付き合ってほしいんだけど。付き合ってくれないなら、彼氏がどうなるか
分からないけど！」
それは、脅しに近い言葉だった。
あたしは、龍を守るために
「・・・いいょ。でも、龍には手を出さないで！！」
和也は、納得のいかない顔をし
「じゃあ、今すぐ龍と別れて来い！そうしないと、龍を痛い目にあわせる！」
あたしは、龍を守ると決めたから
「ぅん・・・・。」
泣きながら、返事をした。