海の上で、輝くアナタ。
「麗華ちゃぁ~ん、??どうしたン??どっか具合とかわるいんか??」
「っッ!!!」
私はアノ後、そのまま食堂の端で丸まったまま、自分の口を両手で覆っていた。
顔は真っ赤に染めながら。
「…あー、大体わかるわ。横ええ?」
「…っは、はィっ」
イクベスタさんは横にドスッと腰を下ろす。
「愛されてるんやなー」
「ち、違いまスっっ!!!」
「めっちゃかわええええ!!!」
子供を甘やかすかのように、頭を撫でる。
むっー、と頬を膨らます。
「麗華ちゃんはルイの何処がすきなん?」
「エ、ア、えっト、お父さんみたいなところト、やさしいところですかネ。」
フフッと、微笑んだ。
「麗華ちゃんは、ここ2,3日でルイのこと好きになったんやな~」
「皆さんのことも好きですヨ?カルチェさんもアキさんもイクベスタさんモ!皆大好きでス。」
「……いやいや、俺が言ってるのは、そうやなくて…え?love?」
「…私はまだ分かりませン、でも皆さんにおもう気持ちはloveではなくテ、likeだとおもいます。」
「ル、ルイにも??」
「はい♪」
私は満面の笑みで答えた。
その顔に、呆れるイクベスタさん。
な、なぜですか!?
「そういうことかいなー、んじゃぁ、もう着くしいくか?」
「はい!」
私はそういって、船の先端までイクベスタさんと行った。
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