アラフォーだって、結婚したい! ~だって、女だもん~
「そうなの?矢口さん。」

「あっ…いえ。
違います…。」

慌てて否定した。

「そうかぁ?
いやぁ~コイツ顔はいいのに、今だ独身でなぁ。
誰かいい人いないかと探してはいるんだがなぁ…。」

独身~~?

何かこれは、チャンス到来か?

嫌だけど、タヌキにゴマすっとくかぁ?
「ちょっと、専務…今は、そういう話しでは無くて…。」

「宮田。お前は、何でいつもそんなに、真面目過ぎなんだ?
だから、彼女に逃げられるんだぞ?」

「いや…あの専務?私の事は、いいので早く、統合契約の話しを進めなくては」
「宮田さんとか、言いましたか?

失礼だが、おいくつで?」

わわわわ!

お前もか?

「あ、はい。
私は、30になりましたが。」


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