年下彼女のご機嫌いかが??
第24章***REINA
ママが評判のいい産婦人科を探してくれて、



受診、出産をする産婦人科を決めて、



あたしの体調をみながら、進んでいく結婚の準備。



そして、慌しく過ぎていく日々。



『明日から夏休みだ。遊んでばっかりではなく、みんな気を引き締めて、学習に取り組み過ごすこと。分かったな』



気がつけば、今日はあたしにとって高校最後の日。



夏休みを前にして誰もが、つかの間の解放感を味わう。



教室ではいつもと変わらない担任の長くつまらない話。



かったるそうに聞くクラスのみんなを見渡した。



みんな、担任の話が終わるのを待っているんだ。



『あ、そうそう…若美は今日で最後の登校だな??』



思い出したかのように、



突然あたしに話題をふってきた担任。



『…はい』



『せっかくだから、前に出て挨拶しなさい』



『へっ??挨拶??』
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