Vanilla Essence




芯に連れて来られたのは、どこかの廃墟。

周りは薄気味悪いぐらい静かで、一体こんなところに何があるんだと疑った。


それでも紗由美は芯が好きで、芯を信用しきっていたから、何も考えずに着いていった。




ここに、地獄のような時間が待っているとは知らずに、芯の後ろを離れないように着いていった。



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