キミは許婚


「目、輝いてるな」



隣であたしの様子を見ていた聖は、自分のチョイスをあたしが喜んでいることが嬉しいのか、満足気な顔をしていた。



「い、言ったじゃん。久々だって。だから……ちょっと興奮してるみたい」


「こういうトコ一緒に来る友達とかいなかったのか?」


「友達……」



いないわけじゃない。


でも上辺だけの友達だから。



本当に友達と言えるのは哲太くらいだけど……一緒に来たことないし。


ダメだ!


こんなこと考えてたら、せっかくの遊園地なのにテンション下がってきた!
< 122 / 533 >

この作品をシェア

pagetop