キミは許婚
「目、輝いてるな」
隣であたしの様子を見ていた聖は、自分のチョイスをあたしが喜んでいることが嬉しいのか、満足気な顔をしていた。
「い、言ったじゃん。久々だって。だから……ちょっと興奮してるみたい」
「こういうトコ一緒に来る友達とかいなかったのか?」
「友達……」
いないわけじゃない。
でも上辺だけの友達だから。
本当に友達と言えるのは哲太くらいだけど……一緒に来たことないし。
ダメだ!
こんなこと考えてたら、せっかくの遊園地なのにテンション下がってきた!