キミは許婚


待つこと一時間。


ついにあたし達の番がきた。



「はい! お次の方12番へどうぞ~!」



元気の良い係員のお姉さんに誘導されたのはジェットコースターの一番後ろ。



「一番後ろかぁ。良かったね、聖。一番前より恐くないよ」


「何言ってんだ」



あ~……まだジェットコースターが苦手なことを隠すんだ。



なんて思ったら、



「一番前より一番後ろの方が恐いんだぞ」



って……恐いこと認めちゃったよ。
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