キミは許婚


そこまでは別に仕方がないと思っていた。


庇ってくれる友達もいないし、面倒事は誰かに押し付けてしまいたい、その気持ちもわからなくもなかった。



それに日々の生活でも委員会は多いものの泣きたくなることはなかった。



だけどある日、問題はやってくる。



「今日は文化祭の出し物についてクラスで話し合ってもらう。佐原、取りまとめしてくれ」



委員長だから会を仕切るのは、これも仕方がないこと。



「何か意見がありますか?」



教室はだんまりを決め込んでいる。



面倒だと、口にしなくても雰囲気が教えてくれていた。
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