キミは許婚


胸を打つ鼓動が静まらないあたしとは対照的に哲太の様子は全くさっきから変わってない。



「で、明。飯は食べたのか?」


「う……ううん! 食べてないよ」


「んじゃ簡単にチャーハン作ろうと思ってんだけど、一緒に食べる?」


「チャーハン!? 食べる!」



やった!!

哲太のチャーハン大好き!



お腹が空いていたあたしはすぐさま元気よく返事。


現金な心臓も今度は食べ物に反応している。



そんなあたしを見て哲太は楽しそうに笑った。

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