ライバルは天才不良少年
「俺達も三人と友達になりたいなー。」
佐伯くんがニコニコしながら言う。
「いいよ~。」
椎夏!?
いや、まぁ、佐伯くんはいいけどね?
でも、佐伯くん“俺達”って言ったよね?
俺達って事はアイツも入ってるんだよね!?
「よしっ!んじゃ、改めて自己紹介。」
そんなこと思ってる私に構わず、佐伯くんは喜んで話し始めた。
「佐伯夾也(サエキキョウヤ)、17歳、サッカー部所属。趣味はサッカーで好きなものは可愛い子とサッカーとゲーム。嫌いなものはむっさい野郎と宿題。座右の銘は『サッカーこそ世界最強のスポーツだ』。え~と後は、」
バシッ!!
「って~!遙貴、何すんだよ!?」
「長いんだよ。」
良い音が聞こえたと思ったら、佐伯くんの頭を藤崎遙貴が叩いていた。