空の姫と海の王子


カイトが殺す前に自ら
パタリと畳に倒れ込んだリク

カイトとキラは顔を見合わせ
大きな溜め息をついた


「あほか……」

『リクはおいらが遊んであげるからカイトは帰っていいぞー』

「ん、よろしく」


カイトはキラにリクを任せると
サラやナナやミウと一緒に
楽しそうに話しているハルを見た


久しぶりに会ったんだ
話したいことはいっぱいあるよな

午後はハルとまったり
過ごす予定だったけど……
それはまた今度にするか


部屋に戻って寝ようとしたカイトだが
後ろから肩を掴まれて
面倒くさそうに振り返ると
緑色の瞳と目があった


「……何?」

『いや〜、久々に海斗さんと話したいな〜とか思って』

「別にいいけど」


また出そうになった欠伸を噛み殺し
カイトはウタと一緒に部屋へ戻った


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