幼なじみと、ちょー接近中!?~約束のラブリング~



…あたしもいっちゃんと同じく、その人の顔を見て固まってしまった。


騒がしいパーティー会場のはずなのに、ここの雰囲気だけ異常だ。



「…河村と光里じゃん。

来てたんだ?」



爽やかな声を響かせながら話すその人。


…あたしがぶつかった人っていうのは―――



「たっちゃん!?」



「青木!?」



スーツをきっちり着こなして、ワックスで髪の毛を整えている、

いつもと雰囲気が全く違うたっちゃんだったから…。



「なんでお前がここにいるんだよ?」



未だに現実を受け止められないっちゃんが、たっちゃんに近寄る。

そんないっちゃんを、たっちゃんは涼しげな表情で受け入れた。



「ここ、スカイラル系列のホテルなんだよ。

だから、親父が俺も準備手伝えって」



そう言うたっちゃんは、やっぱり笑顔。



そっか。

たっちゃんが御曹司ってこと、すっかり忘れてた。




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