Bitter&Sweet
なに?なんで?
訳が分からない……
「……っん、……おにい…」
「好きなんだ」
お兄ちゃんは唇を重ねたまま
乱れた呼吸で言った
「好きなんだ
どうしようもないんだ
好きだ、好きだ姫
姫が好きだ………
オレのモノにしたい
姫が欲しくてたまらない」
頭の中は真っ白になった
だけど、胸が震えたのと同時に全身、指先からつま先まで
怖いくらいの疼きが走って
力が抜けた
「………好きだ………
愛してる……姫………」
お兄ちゃんは
そう何度も囁きながら
首筋に舌を這わせ
私をゆっくり押し倒していった
「……お兄ちゃん………」
一つ、一つ 確かめるように
私の身体をなぞり口づけられる
まだ全然
状況を受け入れられてない
だけど、身体はすごく正直だ
頭より心よりも
身体はすごく正直な反応を
お兄ちゃんに返していた
だけど、やっぱり
お兄ちゃんが
私の中に入ろうとした時
「………お兄ちゃん……」
その線を越えたら……
お兄ちゃんは
とても冷静な瞳で
私を見つめた
「大丈夫だよ………
……怖がらないで
大丈夫だから……」
ゆっくり、少しずつ
お兄ちゃんが中に入ってくると
「――――――………っ」
……なに、これ……
頭が変になるんじゃないかって思った
身体中を駆けめぐる感覚に
耐えられずギュッときつく
毛布を握りしめた
お兄ちゃんは私を抱きしめ
「……気が狂いそうなくらい
すごい幸せだ……………
姫、オレすごい嬉しい」
甘い声が鼓膜を震わせると
私から思考を奪っていった