Sで俺様な彼氏

「うん。」

そっか奏はわかってたんだ私が緊張してるって

「飯作るか!」

沈黙を破ったのは奏だ。
奏は立ち上がって冷蔵庫を開けた。

「奏が作るの?」

「超うまいよ」

何か意外~だってこんな不良っぽい人が料理するなんて

「カレーでいいだろ?」

「うん。」

「作ってる間に風呂入ってれば?お湯入ってるから」

気を使ってくれたのか、そう言ってくれた。

「じゃあ入ってくるね」

「おう」

はぁ

お風呂のなかでため息をついた。

緊張するよ~だって男の子の部屋だよ?
緊張しない方がおかしいよ。

考え事をしているうちにのぼせてきたから、でることにした。

あっ私着替えない!
とりあえずタオル巻いて

「奏~~~!!」

大声で呼んだ。

「何?」

奏はここまで来た。

「着替えない。」

「あ~これ来とけ。」

そうは引き出しの中に入っているTシャツを出して私にわたした。

「できたから来たらこっちこいよ?」

奏はそれだけを言って戻って言った。
< 19 / 25 >

この作品をシェア

pagetop