Sで俺様な彼氏
「うん。」
そっか奏はわかってたんだ私が緊張してるって
「飯作るか!」
沈黙を破ったのは奏だ。
奏は立ち上がって冷蔵庫を開けた。
「奏が作るの?」
「超うまいよ」
何か意外~だってこんな不良っぽい人が料理するなんて
「カレーでいいだろ?」
「うん。」
「作ってる間に風呂入ってれば?お湯入ってるから」
気を使ってくれたのか、そう言ってくれた。
「じゃあ入ってくるね」
「おう」
はぁ
お風呂のなかでため息をついた。
緊張するよ~だって男の子の部屋だよ?
緊張しない方がおかしいよ。
考え事をしているうちにのぼせてきたから、でることにした。
あっ私着替えない!
とりあえずタオル巻いて
「奏~~~!!」
大声で呼んだ。
「何?」
奏はここまで来た。
「着替えない。」
「あ~これ来とけ。」
そうは引き出しの中に入っているTシャツを出して私にわたした。
「できたから来たらこっちこいよ?」
奏はそれだけを言って戻って言った。