Sで俺様な彼氏
Tシャツを広げると
大きい…よなやっぱり
これでぴったりだったら私がショックだもん。

そのTシャツは私が着るとミニワンピになったためズボンは履かなかった。

「着替えた?やっぱりぶかぶかだよな?」

そうは私を見て笑った。

「美味しそう~いただきま~す!!」

カレーを口の中に入れると本当に美味しかった。

「すっごい美味しい!」

「あったりまえじゃん!俺が作ったんだから!」

最後まで食べ終わった私は、お腹いっぱいになった。

「俺も風呂入ってくる」

そう言って部屋から出て行った。

たまたまついていたテレビを見ながら奏を待っていた。

そうは早く出てきた。
きっと気を使ってくれたんだろう。

「あっち~」

そうは扇風機の前に座っている。

「音羽お茶とって」

寝ころがりながら手を伸ばす奏。

「はい。」

お茶をわたしても掴んでくれない。

「お茶だよ?」

「飲ませて」
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