恋戦(コイイクサ)
「莉寿!!新堂くん!!」
大きな声を出し、大きく手を振ってくれる瑠璃のお陰で、混雑している店内でも簡単に瑠璃と秋武くんを見つけることが出来た。
「お待たせー」
瑠璃と秋武くんは当然のように二人並んで座っているので、その反対側に座る。
「ご飯食べて、それから花火行こ!」
満面の笑みを浮かべて、私にメニューを渡す瑠莉は相当機嫌が良いようだ。
手渡されたメニューを広げ、新堂くんと覗き込みながら「瑠璃、何か良いことあった?」と訊ねるが、ムフフッと意味深な眼差しを見せるだけで瑠璃は何も答えない。
秋武くんなら何か知っているかと思い見るが、反応は無かった。
その代わり「莉寿ちゃんは何食べる?」聞かれた。
私は一度メニューに視線を落とすが、何にするかもう決めていた。
「私、ドリアにする」
答えた私を新堂くんは眉を寄せて見てくる。
「何?」
「…いや」
「何よ?」
「真夏によくドリアなんて食べるなと思って」
「だって、好きなんだもん」
大きな声を出し、大きく手を振ってくれる瑠璃のお陰で、混雑している店内でも簡単に瑠璃と秋武くんを見つけることが出来た。
「お待たせー」
瑠璃と秋武くんは当然のように二人並んで座っているので、その反対側に座る。
「ご飯食べて、それから花火行こ!」
満面の笑みを浮かべて、私にメニューを渡す瑠莉は相当機嫌が良いようだ。
手渡されたメニューを広げ、新堂くんと覗き込みながら「瑠璃、何か良いことあった?」と訊ねるが、ムフフッと意味深な眼差しを見せるだけで瑠璃は何も答えない。
秋武くんなら何か知っているかと思い見るが、反応は無かった。
その代わり「莉寿ちゃんは何食べる?」聞かれた。
私は一度メニューに視線を落とすが、何にするかもう決めていた。
「私、ドリアにする」
答えた私を新堂くんは眉を寄せて見てくる。
「何?」
「…いや」
「何よ?」
「真夏によくドリアなんて食べるなと思って」
「だって、好きなんだもん」


