恋の忘れ物 ~先生と私の追憶~



そして、「先生」はとんでもない事を言った。







「礼でも飯食べに行っか?」





驚きと期待が同時に込み上げた。


「先生」いいの?

私でいいの?

他に用事あるんじゃないの?


聞きたい事が口から出てこない。



魔法に掛けられたみたいに私の体は「先生」によって金縛りにあってしまう。



「はい・・・」






気が付いたら「先生」の助手席に座っていた。

















< 43 / 144 >

この作品をシェア

pagetop