恋の忘れ物 ~先生と私の追憶~



「受かったよ。

でも3回落ちたけどな~。」


そう言って照れ隠しなのかコーヒーを口にした。



「そうなんだぁ!良かったぁ。

おめでと、先生!!」



「おう。」

またコーヒーを口にし飲み干してしまった。



「実はな、今お前の母校に戻ってきてるんだ。」




「えーー!そうなの??」



とても嬉しかった。

私はもういないけどあの場所に先生がいるんだ。






それからいろんな話をした。



あの頃の話をしていると昔に戻った気がして緊張してたのが嘘みたいに解かれていた。






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