5月1日―幸せの訪れる日―
私はその後、ご飯を食べすぐに寝た。
昼、あんだけ寝たのにね。
ん…今、、、9時20分かぁ…
って…9時20分???!!!
やばい。樹との約束の時間は10時。
ここから駅までは結構時間がかかる。
今からメイクしてってなると…やばいっっ
わぁぁどうしよっっ
まず急がなきゃ。。。
私がメイクと着替えが終わったのはもう9時45分頃になっていた。
「おかあさーーーーん!!!」
私はドタバタと階段を駆け下りる。
「もう、何?朝から騒々しいわね。」
「やばいっ彼氏との約束の時間に間に合わないの!駅まで送ってくれる??」
「駅まで?んーしょうがないわね。ほらっ車に乗っておきなさい。」
「ありがとっっ」
お母さん超感謝…
結局駅に着いたのは10時05分。
「ハァ…ハァ…樹…ごめん…」
息切れ超してるし…
「あっ鈴。おせーよ。」
「ほんと…ごめん…」
「ふっいいよ。ほら、行こうぜ??」
樹は自然な感じで私の頭をポンポンと叩き私の手を握った。
「う…うん!!」