恋するキモチ
お昼をはさんで、午後一番に800メートル走の試合だ。
俺の出番。
みんなで昼食を取る。
この時ばかりは、緊張から解き放たれ、みんな笑顔に戻る。
「何、また、篤朗んとこ、すげーじゃん」
みんなが騒がしく篤朗の弁当箱をのぞく。
篤朗のお母さんは、大会の日は必ず応援に来て、重箱のように大きい弁当箱を持ってくるんだ。
いいお母さんだな。
でも篤朗は、少し恥ずかしそう。
ちょっと、かわいいかも。
そして、俺がバッグからコンビニの袋を取り出した時だった。
ザバッ
頭の上から、その袋を取り上げられた。
「ん?七瀬先生!?」
俺の出番。
みんなで昼食を取る。
この時ばかりは、緊張から解き放たれ、みんな笑顔に戻る。
「何、また、篤朗んとこ、すげーじゃん」
みんなが騒がしく篤朗の弁当箱をのぞく。
篤朗のお母さんは、大会の日は必ず応援に来て、重箱のように大きい弁当箱を持ってくるんだ。
いいお母さんだな。
でも篤朗は、少し恥ずかしそう。
ちょっと、かわいいかも。
そして、俺がバッグからコンビニの袋を取り出した時だった。
ザバッ
頭の上から、その袋を取り上げられた。
「ん?七瀬先生!?」