硝子の靴 ~夜帝の紅い薔薇~少女A~

日和は、

ふと

ある扉を見つけた。



― プレジデェント
ルーム… ―



日和は、

ある提案が閃き…



「七海さん、
この部屋には、
入っちゃダメですか?」


「え?

プレジデェントルーム?」


「はい」


「いや、いいけど、

ただの部屋だよ?」


「七海さんの部屋…

見てみたい…」


「そう?

別にいいけど、
何もないよ?」



そう言いながら、

龍星は、扉の鍵を開けた。

< 89 / 156 >

この作品をシェア

pagetop