社長と恋
『…え?』
「や、昼なんか元気なかったような……」
バレてたんだ…
『全然大丈夫だよ!』
「ならいい。
よし、何食おう?」
『あたし秋元さんの手料理がいい~』
「じゃあ、家で食うか!」
秋元さんといるとやっぱり楽しくて、あっという間に着いてしまう。
部屋に入って、秋元さんが料理を作ってくれている横であたしは秋元さんを見つめていた。
すると、いきなりこっちを見て慌てて目を反らした。
「そういえばお前欲しい物あるか?」
『…えっ?
なんで?』
いきなりの質問に目を真ん丸くさせると、秋元さんはニッと笑って言った。