すべては君のため。
律の好きな人できた宣言から
数日。
あれから律は
毎日のように
うちのクラスに来る。
…あたしに勉強を教えてもらうことを理由に…。
「夏〜!英語の宿題が、
全然分かんねぇ…。」
ほら、今日も来た。
あたしじゃなく、
あの子に会うために。
「うん。これは…「川島さん」
誰かがあたしの名前を呼ぶ。
「あ…斎藤君…」
同じ生徒会役員の
斎藤 遥-サイトウ ハルカ-君だった。
「今日、生徒会の仕事…」
…やばっ
「嘘!?あれ…今日だっけ!?
ゴメン!!すっかり忘れてた…」
「大丈夫。俺も今行くとこだし。
一緒に行こう?」
斎藤君…いい人っ!!
「うん!!一緒に行こ!!」
「ゴホンッ」
あ…律のこと忘れてた…
「律、ゴメンね?
生徒会の仕事やらなくちゃ
いけないから…
他の人に教えてもらって?」
「…うん…分かった。」
うわ…すっごい不機嫌。
そんなにあの子を見てたいのか…
少し胸がいたんだけど
気にしないことにした。
「じゃ…行こうか?川島さん。」
「うん。」
あたしと斎藤君は
教室をあとにした。
数日。
あれから律は
毎日のように
うちのクラスに来る。
…あたしに勉強を教えてもらうことを理由に…。
「夏〜!英語の宿題が、
全然分かんねぇ…。」
ほら、今日も来た。
あたしじゃなく、
あの子に会うために。
「うん。これは…「川島さん」
誰かがあたしの名前を呼ぶ。
「あ…斎藤君…」
同じ生徒会役員の
斎藤 遥-サイトウ ハルカ-君だった。
「今日、生徒会の仕事…」
…やばっ
「嘘!?あれ…今日だっけ!?
ゴメン!!すっかり忘れてた…」
「大丈夫。俺も今行くとこだし。
一緒に行こう?」
斎藤君…いい人っ!!
「うん!!一緒に行こ!!」
「ゴホンッ」
あ…律のこと忘れてた…
「律、ゴメンね?
生徒会の仕事やらなくちゃ
いけないから…
他の人に教えてもらって?」
「…うん…分かった。」
うわ…すっごい不機嫌。
そんなにあの子を見てたいのか…
少し胸がいたんだけど
気にしないことにした。
「じゃ…行こうか?川島さん。」
「うん。」
あたしと斎藤君は
教室をあとにした。